福井市議会 2022-06-14 06月14日-03号
その計画策定時の資料には,新幹線建設と開業に向け積極的投資を行ってきたことが市債・借金拡大の理由の一つとして書かれており,その主な事業として福井駅周辺土地区画整理事業,森田北東部や市場周辺など各地の区画整理事業の事業費が大きかったことが書かれています。 新幹線の建設にかこつけて,駅周辺やその通り道周辺へと開発行為を広げ続けたことが財政悪化の一つの要因であることは,市の作った資料からも明らかです。
その計画策定時の資料には,新幹線建設と開業に向け積極的投資を行ってきたことが市債・借金拡大の理由の一つとして書かれており,その主な事業として福井駅周辺土地区画整理事業,森田北東部や市場周辺など各地の区画整理事業の事業費が大きかったことが書かれています。 新幹線の建設にかこつけて,駅周辺やその通り道周辺へと開発行為を広げ続けたことが財政悪化の一つの要因であることは,市の作った資料からも明らかです。
宅地造成特別会計では,北部第七と市場周辺,森田北東部を合わせると,平成4年に宅地開発が始まってから総額で296億円が一般会計から繰り入れられ,森田北東部では15億円以上の借入金が残っています。当初294億8,000万円を見込んでいた売上げは,保留地が全て売れたとしても197億6,000万円で,差額の97億円は税金で穴埋めされています。
ただでさえ北陸新幹線建設整備事業や北陸新幹線福井駅(東口)拡張施設整備事業で13億円を超える市の負担があり,これに加えて市が広げた区画整理事業は,福井駅周辺土地区画整理事業が総額436億3,500万円,森田北東部,市場周辺,北部第七の3か所で総額737億800万円,これらを合わせると1,173億4,300万円にもなり,市は486億4,300万円を負担してきました。
次に,第8号議案 令和2年度福井市宅地造成特別会計予算について委員から,宅地造成事業債の償還金はどれくらい残っているのか,また,保留地の価格は1平米当たり幾らくらいで売却すれば採算が合うのかとの問いがあり,理事者から,北部第七及び市場周辺土地区画整理事業は,来年度償還が終わるが,森田北東部土地区画整理事業については償還金が約16億円残っており,保留地の面積は4万5,157平米であるため,1平米当たりの
これまで新幹線に関わって膨らませてきた開発事業は,森田北東部,市場周辺,北部第七の3つの土地区画整理事業,そしてハピリン,アオッサを含む福井駅周辺土地区画整理事業で合わせて1,395億9,000万円にもなります。 その上,まだまだ膨らみます。
最近では,明新地区の北部第七土地区画整理事業,森田地区の森田北東部土地区画整理事業,中藤島地区を中心とした市場周辺土地区画整理事業と,本市は多くの土地区画整理事業を行い,住みよいまちづくりを進めてこられましたが,交通網の整備は置き去りとなり,マイカーへの依存度がますます高くなったのではないでしょうか。
土地区画整理事業では森田北東部で約383億円,市場周辺で約200億円,北部第七で約140億円と,700億円以上の税金を投入しましたが,売払収入は総額約178億5,000万円です。また,保留地の価格は当初の計画に比べ総額で90億円以上も少なくなり,この穴埋めも市民の税金から行うことになります。
しかし,福井市はその上さらに,北陸新幹線建設に関連して森田北東部,北部第七,市場周辺などの大規模な土地区画整理事業と福井駅周辺の再開発を進めました。総額は1,200億円を超え,一般会計から500億円もの繰り出しを続けてきました。
福井市では,森田北東部,市場周辺,北部第七,福井駅周辺といった土地区画整理事業などの大規模な土地の造成や,新幹線建設や再開発事業などの開発行為を人口も税収も減る時代に入ってからも計画の縮小や見直しを行わず推し進めました。新幹線の着工はおくれ,土地の売れ行きは鈍り,土地価格も下落する中,事業を推し進めるため借金をふやし続けてきました。
市は,新幹線の通る周辺である福井駅周辺,市場周辺,北部第七,森田北東部の4つの地域で土地区画整理事業を推し進めました。その面積は523ヘクタール,東京ドームにして111個分にもなり,その事業費の総額は1,185億円にも上ります。新幹線に関連した事業をこれほどの規模まで広げたのは県内市町では福井市だけです。この1,000億円を超える事業費のほとんどは借金で,その返済や利子はもちろん市民の税金です。
福井駅周辺地区で約472億円,森田北東部地区で約373億円,市場周辺地区で約200億円,北部第七地区で約140億円,その事業費は合わせて約1,185億円にも上ります。新幹線に関連した事業をこれほどの規模にまで広げたのは県内市町では福井市だけです。 これらの事業を進めるため,一般会計から488億円余りを繰り出してきました。
土地区画整理事業の保留地処分はおくれにおくれ,北部第七や市場周辺がようやく9割台,森田北東部はいまだに6割台と,思うように進んでいません。この3地区の開発のため,借金した総額は特別会計で72億8,500万円,一般会計で224億8,100万円,合わせて297億6,600万円にも上ります。
◆22番(鈴木正樹君) 福井市は福井駅周辺,北部第七,森田北東部,市場周辺の4つの土地区画整理事業で昨年度と今年度市債を返済していますね。その返済額の元金と利子,合計でそれぞれ幾らになるのかお答えください。
次に,宅地造成特別会計について委員から,北部第七,市場周辺,森田北東部各地区の保留地売却率及び森田北東部地区の換地処分の時期について問いがあり,理事者から,平成29年9月末現在の保留地売却率は北部第七地区が94.4%,市場周辺地区が97.9%,森田北東部地区が65.3%である。また,森田北東部地区の換地処分は平成30年度末を予定して事業を進めているとの答弁がありました。
例えば森田北東部や市場周辺,北部第七の土地区画整理事業では多額の税金投入が行われてきましたが,水道整備に31億円,下水道整備に46億円が費やされ,そのうち水道部門の企業局が9億3,000万円余りを負担しています。市の土地開発によって投資額が膨らんでいる問題もあります。このような部分については市民の負担に転嫁すべきではないと考えますが,どうでしょうか。
山の拠点は敦賀市農産物直売所、夢市場周辺に検討しているということでございました。海の拠点は、金ケ崎緑地周辺、金ケ崎周辺になろうかと私は思います。金ケ崎周辺につきましては、ハード面では昨年10月に赤レンガ倉庫ができまして、ソフト面では市民手づくりの敦賀港イルミネーション、ミライエが冬の風物詩として定着しております。
土地区画整理事業は,森田北東部の事業期間の延長を行いましたが,北部第七,市場周辺の3地区で合計158億円もの借金を抱えています。今年度5月時点で保留地処分が97%となっている市場周辺地区では,計画当初保留地の販売額を138億円と見込んでいましたが,実績は約94億円と大幅な赤字であり,税金で穴埋めしなければならないことは必至の状況です。
地価の下落によって北部第七や市場周辺,森田北東部の3地区を合わせると,その下落幅はおよそ100億円にもなっています。借金に借金を重ねるやり方は認められません。よって,第56号議案と第57号議案のそれぞれの補正予算に反対するものです。
また,新幹線建設予定地の保留地の処分は完了しているのかとの問いがあり,理事者から,北部第七地区の保留地処分率は89.5%,森田北東部地区は54.5%,市場周辺地区は95.4%である。また,新幹線建設予定地の保留地の処分は平成25年度にほぼ完了しており,残りの部分についても今年度中に完了する予定であるとの答弁がありました。
森田北東部,市場周辺,北部第七の3カ所の土地区画整理事業は,当初の計画では保留地の売却で295億円の収入を見込んでいたものの,近年の土地の値下がりなどにより,実際には200億円程度で,差し引き95億円もの赤字です。この赤字の穴埋めは市民の税金です。また,保留地の処分が進まないのに計画年度での事業終了を急いだ結果,3カ所で合わせて217億円も起債することになりました。